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小説と論文の違いに苦しむ
- kamext2
- 2016年2月15日
- 読了時間: 2分
自分は大学で論文っぽいものはけっこう書かされました。レポートみたいな文を書くときには、余計なことは書かずに必要な情報だけをいれこむというような方法でずっと書いてきたんです。まあ、そのやり方してれば大丈夫だと思い込んでたんですね。
で、今回の小説「種子島二人旅 彼女をロケットへ連れていく」を書く時もその方法を使ってしまいました。案の定、今猛烈なダメ出しを受けながら修正しています。小説と論文の違いというものをまるで意識してなかった自分のせいです。
ここからは受け売りなのですが、小説は情報量が大事だという話ですね。「もみじが紅葉しているのを見た」ではなく、「もみじが光を浴びて赤くきらきらと輝いているのを眺めていた」みたいな文にしなきゃいけないということです。なんていうんでしょう。読み手の想像力と五感を刺激することを意識しながら文を書く、みたいな感じでしょうか。
たしかにそういうのは自分が目にしてきた体験記とはまるで違います。フィクションはいるから小説にした方がいいだろうなあ、と軽く考えていたのですがえらい間違いでした。おかげで今、ものすごい今苦労しています。
でも、ひたすら旅の記録をたどっていくような記録みたいな文よりは面白い文ができつつあるように思います。
残された時間は限られていますが、その中でいかに完成度をあげるか。うまくいくにしろいかないにしろ、この1か月は勝負だと思っています。一生懸命やっているだけ充実してる気持ちもありますね。
まあ、このブログは休憩を兼ねて書いているのですが。
とりあえずがんばって頭の中から文字をひねり出し続けようと思っています。もう書けるだけ書くしかないですから。ダメなのは片っ端から叩いてくれる人がいますし。
一緒に協力してくれる人がいるっていうのは本当に大きいです。感謝しなくては。
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