はやぶさ2と私
- kamext2
- 2019年2月21日
- 読了時間: 2分

2010年11月17日、自分は上野の国立科学博物館ではやぶさの模型を見上げてました。あの頃はなにもかもが宇宙を中心に回りだしてた頃で、もう手あたり次第、関係ある場所にはどこにでも行くって感じでしたね。
そのあと、宇宙から離れて他のことをやっていた時期もありますが、やっぱり種子島に行ったり、野辺山の天文台に行ったり。結局、これが好きなんだと思います。
そして、8年と3か月たった今、いよいよはやぶさ2の着陸、すなわちタッチダウンを迎えようとしています。
着陸の精度、そして着陸できる場所の広さから考えて、今回のミッションが難しいものであることは容易にわかります。
当初、50mの精度だったのを、6mの範囲の場所に下すわけですから。それでもそれを可能にし、成功する見込みをもって動き出したわけですから、驚くばかりです。

うちの黒猫ももう8歳です。考えてみれば、自分が宇宙に興味をもつようになった頃から家にいるんでしたっけね。
そして、単なる偶然ですが、はやぶさ2が着陸しようとする今になって転職が決まりました。宇宙関係ではないですが、星の綺麗な場所。後日写真を載せることもあると思います。
はやぶさは自分に宇宙とそれが好きだ!という気持ちを与えてくれました。今、はやぶさ2がそれをつないでくれています。
ですから、思い入れもあり、感謝もあり、うまくいってほしい
のはもちろんで。
明日どうなっているのか。
心配する気持ちがあるのは当然ですが、自分はこのチャレンジ自体に意味があると思っています。科学的な意味合い、技術的な挑戦があるのはもちろんですが、それ以外にはやぶさ2の奮闘を見守りながら、多くの人々が気持ちを共有する。
そういうことにも大きな意味があると感じています。
自分もその一員になれるのが、とてもうれしくて。
さあ、行こう。玉手箱をとりに。
リュウグウへ降り立つのははやぶさ2だけじゃない。
それを見守るすべての人々の思いが、その場所に届くんだ。
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