振り返る間もなく時は過ぎる

ここを走ってるのが当たり前だった。週末来れば必ずそこにいた。

そんな機関車の一台がいなくなる。

自分にとっても相棒にとっても大きな存在だったC１１が真岡鉄道を去ることになりました。経営難ということで。

幸い、鬼怒川温泉あたりまで機関車を走らせている東武鉄道が引き取り手になるので、これからも走ってくれると思います。

まあ、自分と同じく新たな門出ですね。

転職してからもうすぐ3か月。なんとか島の暮らしにも慣れてきました。買い物はアマゾンで届けてもらって栄養は野菜ジュースでとり、そしてシフトの関係上、毎日早寝早起き。健康的といえば健康的なんですけど、まるで修行をしてる感覚にもなります。いままでどれだけゆるい生活をしてたか、ということがとてもよく分かりますけど。

そんな日々の中、ひょんなことから星空の案内係を引き受けることになりました。自分が勤めている建物の屋上でお客様に星空の案内をする係です。いや、事務所のPCではやぶさ２が今いる小惑星リュウグウの３Dモデルを見ていたら、星に興味あるの？やってみる？って感じで。はじめたばかりでまだ簡単なものしか案内できてませんけど、非常に楽しいです。やっぱり自分が好きな宇宙関係の話ができるのは嬉しいですね。毎日の星空指数を気にしながら、今日はどんな案内しよう？どういう工夫をしよう？って考えています。それが今一番やってて楽しいです。たまに昼間に時間のある時はパン作りもしてます。仕事以外にもそうした時間があることはありがたい話です。そのかわり、仕事中は大変すぎ忙しすぎ怒られすぎな感じですが。メリハリがついていると思えばいいですかね。

そういえば、自分はまだ見たことがないのですが、スターリンクの話題がネットにでています。なんでも通信衛星の光が列になって夜空を通り過ぎたとか。一時的なものならまだいいんですが、これから打ち上げられる大量の衛星の数を考えるとそうもいかないようです。夜空が変わってしまうかもしれない。そんな心配もあります。まあ、自分がどう思うとなるようにしかならないですが。ただ、平穏な星空が変わってしまうのなら、今のうちにしっかりと堪能しておきたいです。

はやぶさ２も次のステップに移行しようとしてます。今度はこのまえ衝突装置で作ったクレーターのあたりにタッチダウンですね。はやぶさ２の帰還の映画も作成されるようで、それも今から期待してます。

色々考えることはありますが、結局じっくりと見直す時間もなく過ぎる毎日です。思い返す間がないなら、せめてその時間を必死とまではいわなくても一生懸命過ごしたい。そう思っています。

というわけで、生存報告でした～。またお話できる時までー。