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小説の教え(メモ)

  • kamext2
  • 2016年2月18日
  • 読了時間: 2分

「見る」ということを表現するだけでも、書き手によって色んな言葉の使われ方がある。

「見る」「凝視する」「一点を見つめる」「にらむ」「眺める」「見つめる」「目をやる」「顔を向ける」「そちらを向く」

「目を細めた」なんて見るとは関係ない方向で表現することもできる。

感情表現をいれるには、とにかく想像すること。

主人公と彼女の体の動きや顔の細かな移り変わり。笑った、ならどう笑っているのか。

どんな雰囲気の笑顔なのか。口元は、エクボは、目の開き具合は。

歩いているのならどう歩いているのか。元気そうなの、ダルそうなの。足取りは重い?ふらついている?軽やかなステップ?もしかして石につまづいていたりして。

草陰が気になって覗いたりしてない?鳥がいま鳴いてなかった?

潮騒が聞こえた。そのとき、足の動きは変わった?心の動きは?

海が見えた。風は?肌は何を感じた?匂いは?暑かった?暑さを忘れた?

こんな風にとにかく細かく本当に今目の前で彼らが動いているように想像して。

彼らは人形じゃないんだからね。書き手の頭の中で生きているんだから。

生きている人間のように動かしてね。そうすれば彼らがどんな気持ちなのか分かって、

それを小説に書けばいい。

ダメ出しをしてくれてる人の教えをめもっていました。ありがたや。

小説の手直しは進んでますが、まだまだ直す所多いです。特に感情表現の部分が自分は弱点です。

これを参考にして、修正作業を進めていこうと思います。もうがんばれ自分!


 
 
 

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