父とはやぶさ2と
- kamext2
- 2017年12月24日
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上の写真は2年前の冬に、父が撮ったはやぶさ2のうちあげの写真です。あの時は延期延期でもう見れないんじゃないかと思いつつ、なんとか見れた思い出があります。自分は一番前の方でロケットの写真を撮ろうと必死になってたのですが、父はどこから見ても同じだとか言って、こんな写真になったのだと思います。(予定が)ぐちゃぐちゃの旅だった、とかも話していましたっけ。雨も多くて、旅行中ずぶぬれになっていたこともありますし、車の中で延々と見学場の公園に入れるのを一緒に待っていたこともありましたから。
そんなことを言っていた父が先月、他界しました。
最後に自分と弟の名前を呼びながら亡くなったと聞いています。
はやぶさ2はもちろん前からずっと興味をもって、種子島まで追いかけて打ち上げを見た探査機でした。今も小惑星を目指して旅を続けて来年の6月にはリュウグウにつくはずです。
そのことはもちろん楽しみですが、父と見たロケットに乗っていた探査機という、別の意味も自分の中で持つようになりました。特別なものっていう感じです。
無事に旅が続きますように。そして、地球に帰ってきますように、と祈っています。
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