VRと宇宙
- kamext2
- 2018年4月5日
- 読了時間: 2分
最近はVRというものがでてきて(ビームでも放ちそうな機械を顔につけるあれ、Virtual Reality=バーチャルリアリティ、つまり仮想現実)、わりと手軽に3D体験ができるようになってきました。去年の夏、長野の国立天文台野辺山の特別公開の時にアルマ望遠鏡を紹介するコーナーがあって、そこで荒野にたつアンテナをまじかで見るような体験をするVRをやってましたが、今でもよく覚えているくらい印象に残ってます。映像分野としては新しい世界ですね。
この技術はゲームにも出始めていて、プレイステーション4のゲームにも「アポロ11号」というVRドキュメンタリーが出ています。約50年前に人類が初めて月に降り立った旅を追体験する作品です。そして東京のお台場のダイバーシティにも宇宙の世界をVRで体験する施設「コニカミノルタVirtuaLink」というのがあります。ただ見るだけでは無くて協力し合って遊ぶこともできるみたいですね。
このようにVRを使った宇宙体験みたいな作品がけっこうでてきていますが、これはそれなりに研究が進み、土台となる映像がそろってきたという証明でもあります。地球、月、火星、太陽系の惑星、そして小惑星・・・。有人にしろ無人にしろ、人類は宇宙の画像を直接撮ることに成功し、それができないところは望遠鏡を使って映像を得てきたわけです。1961年に「地球は青かった」という言葉が初の宇宙飛行士ガガーリンの口からでましたが、今それ聞いたら「そんなの当たり前じゃん」みたいな感じで答えられるかもしれません。そのくらい、宇宙に人々が慣れてきたってことですね。
最近では地球のVR映像を撮るための衛星の計画をSpaceVR社が立ち上げました。宇宙をVRなどの映像を通じて共有する。
そういうことができるようになったのは、先人たちの努力の結晶で、とても素晴らしいことですね。
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