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夜空と胸の鼓動

  • kamext2
  • 2018年4月12日
  • 読了時間: 2分

今日は探査機あかつきにまつわる話。金星軌道投入(2015年12月7日)から2年半がたとうとしています。機器の劣化、残りの燃料、設計寿命、過酷な環境。ですが動ける時間、あかつきは観測を続けデータを送り続けてくれるはずです。それが自分の使命だといわんばかりに。

<明けない夜はないー金星探査機「あかつき」挑戦の軌跡ー>という動画がYouTubeで現在も見れて、今それを見ていたところです。軌道投入に一度失敗し、そのあと5年かけて再チャレンジした経緯がインタビューを通して辿られています。こういった生の声の記録は大事ですね。あかつきはTwitterもしていて、自分もフォローしていて見てました。そもそも自分がツイッター始めたのもあかつきの影響でしたし。うすださんとお話してるよーって感じのつぶやきが主でしたが、時折、あかつきを動かしているチームの方の思いも見え隠れするようなつぶやきもあって。見かえしてみると、あの時の緊張、興奮、安堵が走馬灯のように思い出されます。自分という一人のファンですらそうだったのです。

今、小惑星に向かっているはやぶさ2もなにがしかの困難にあうことはあるでしょう。宇宙にはそういう試練がつきまといますから。ですが、最後の力をふりしぼってでも!という挑戦をし続ける運用チームの人たちはきっとそれを乗り越えてくれるはずです。特に日本の探査機は粘り腰ですから。

自分にできるのは応援だけかもしれません。追い続けることはできても力にはなれない。それでも自分に関係ない世界の話なんて割り切ることはできないんです。今も空の向こうで探査機が飛びながら己の使命を果たすために粛々と動いている。そして、それを支える人たちがいる。それを考えるとこんな風にブログを書いているだけでも、胸が高鳴るのが分かっちゃうんです。(非論理的かもしれませんが、そういう自分に嘘をつくこともできません。)

そういう意味では変わり者になってしまったと思います。これで良かったとも思いますが。

成果と利益と結果が大事だというのが大人なのかもしれませんが・・、それだけの人間にはなりたくないですね。自分の心には正直でありたいですから。


 
 
 

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