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H2Bロケットの未来

  • kamext2
  • 2018年5月17日
  • 読了時間: 2分

小説「種子島二人旅」のモデルとなったのは2015年のH2Bロケット5号機の打ち上げ見学旅行でした。そう、H2Bです、H2Aではなく。あれ以来、「あのくびれがいい!」というH2B推しになってしまった人がいます。なんかマニアックな方向に誘導しちゃったなあ、とも思いますけど。

H2Bロケットはこうのとり(HTV)を運ぶ専門のロケットです。これは

まあ、変わっていると自分は思います。こうのとり一種類しか運ばないのですから。普通ロケットにはさまざまなペイロード(荷物)が載るもので、たった一種類のペイロードしか運ばないロケットって…、と思う部分はあるんです。コスト的にもどうなのかなって。

そして今開発中のH3ロケット。2020年度に試験機が飛ばされる予定のH3ロケットは、現在運用されているH2Aロケット、およびH2Bロケットの後継機として開発されている、とJAXAのサイトの情報では書かれています。これはH2Bロケットはそのうち無くなる、というようにも受け取れます。いつかは分かりませんが、早ければ2020年度か2021年度にはH3ロケットに切り替わっているのではないか、という予想ができるわけです。となると、ほぼ年に1回のペースで打ちあがるH2Bロケットが飛ぶのは、あとわずか。

最近、宇宙飛行士のTwitterで数か月後にこうのとりの打ち上げがあることを示唆するような書き込みを見かけました。まだあいまいな情報ですが、H2Bロケットの見学を狙っている人はそろそろJAXAなどのサイトを見とくのがいいと思います。H3ロケットがH2Bの役割も担うのなら、H2Bはいつまでも見られる機体ではないはずです。残されているチャンスはそう多くはないはず。まあ、打ちあがってしまえばH2AだろうとH2Bだろうとイプシロンだろうと、違いはそうそう分かりませんが。

考えてみればハツタネ(はじめての種子島)は2011年のH2Bロケット2号機の時でした。初めてのロケットはH2Bだったんです。そういう意味ではご縁があるような気がします。

思い残しがないように、今のうちに見ておきたいです。


 
 
 

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