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はやぶさ2のバネから見えたもの

  • kamext2
  • 2018年5月28日
  • 読了時間: 2分

ちょっとバネの動画見ていて、「はやぶさ2にもバネって使われてそうだよなあ」と思って調べてました。カプセルの分離やインパクタ(衝突装置)の分離に使われてるみたいですね。こういう一つ一つのどれも欠けてはいけない部品があってはじめて、はやぶさ2は動いている。本当に技術の総合力を試すオリンピックみたいなものなんだな、と感じます。まあ、そんな風にバネのことを調べてて開発・制作にかかわった日本飛行機株式会社のHPにたどりついたわけなんですが…。

戦争中“赤とんぼ”という飛行機を生産したという記録を見て思い当たることがありました。

昔聞かされたことがあります。あんまりにも遅く飛ぶスピードから「日本が空中で停止する飛行機を作った!」と驚かれたという。あの話の中では、船に向かって特攻をせずに島に着陸して…。記憶があやふやなので正確じゃないかもしれませんが、パイロットが飛行機に向かって「お前も~したくはないよな」と語りかけてたはずです。~の部分が、バラバラになるとか、沈むとか、そういう感じで。

他にも“秋水”というロケットエンジンを積んだ戦闘機も制作してました。戦後もラムダロケット、ミューロケットの尾翼の開発にも携わっていて。H2ロケットやM-Vロケットの部品にも関わり、JAXAからの感謝状ももらったと歴史の記録を残したサイト「NIPPI HISTORY」には書かれています。そしてサイトの記述にはミサイルの標的システムの開発、量産もしたというものもありました。

またハツタネの「戦争とロケット」の時のような記事を書きたいわけではありません。ただ日本の宇宙開発は平和的に発展してきたものだ、という風に思ってきたわけですから、完全にはそうではないんだなと感じただけです。それも事実だと。

はやぶさ2を応援する気持ちもロケットが大好きな気持ちにも変わりはありません。ですが、裏の部分も知ってしまった気がします。実用的な技術をもっている所を選んだだけといえばそうなんでしょうけど。自分は…、まだ知らないんでしょうね。いろんなことを。


 
 
 

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